1800年代後期 フランス
フランスの高級サロン系アンティークフェアで買い付けました
セダンチェアスタイルの懐中時計入れのケースです。
セダンチェアとは17〜18世紀頃、フランスの貴族階級が旅行や外出の際、
使っていた乗り物で優雅な雰囲気が伝わります。
36cmと存在感があり、フレンチブロケードのテキスタイルと金糸のフレーム、
内側にガラスの棚が2段付いています。
本来は、懐中時計やジュエリーを収納する為の箱ですが、
お人形のお仕度やジュエリー、コレクションなどをディスプレイしてお愉しみいただけます。
古布特有のシミ、片方のスティック(担ぎ棒)を留める金糸が無い為、価格に反映しましたが(画像をご参照下さい。)
ガラスにヒビワレは無く、全体的には良いコンディションといえるのではないでしょうか。
ブルジョア階級のお嬢様のために流行したオリジナル品。
大切なジュエリーや懐中時計、ミニョネットをお座りさせたり
ショップの什器として、アトリエ、個展に、世界にひとつのオリジナルセダンチェア♪
当時の物づくりの技術と遊び心が感じられる逸品です。
(本体)W21×D18×H36cm/(スティック) W36×1×2.5cm