1800年代後期 ドイツ
ベルギーで買い付けました
ロイヤル・ボン窯の花紋置時計です。
1836年、オランダ・アムステルダム出身のフランツ・アントンがドイツに創業したボン窯は
高い評価を得てロイヤル（王室御用達）を拝命した名窯のひとつ です。
ご覧の通り、砂糖菓子のような甘く優しいピンクのぼかしに
愛らしいお花のモチーフがぐるりと施され
ため息の出るようなシルエットに魅せられます。
経年からくる古い陶磁器特有の貫入は見られますが（画像をご参照下さい。）
アンティーク陶器としては趣の範囲ではないでしょうか。
アンティークの時計は文字盤にヒビが入っているものが多い中、
こちらはダメージが全く無く、きれいな薔薇のガーランドが描かれています。
長い歴史と美しい時間を刻む素敵な佇まいは
エレガントなインテリアのフォーカルポイントに
観賞用として絵画のように愛で愉しめる逸品です。
オリジナルの鍵が付いており、正確ではありませんが鍵を巻くと稼働します。
ヒビ、カケ、ヘアラインはございません。
※ 画像の古書籍は含まれません。
W17×D11×H34.8cm